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八ヶ岳で牡蠣の炊き込みご飯とアレンジレトルトカレーの山ごはん。初テント泊1日目。

YamaDiner編集部

YamaDiner編集部

牡蠣の炊き込みご飯とコンビニレトルトカレー

八ヶ岳。関東圏からも関西圏からも行ける中級登山のイメージが強い場所です。ルートにもよりますが2泊から3泊の縦走で行くのがポピュラーですね。我々はまだまだ初心者なうえ山でテント泊もしたことがない素人なので、八ヶ岳偵察も兼ね、負担の少ない赤岳たもとにある赤岳鉱泉で初のテント泊を計画をしました。

場所よりも初テン泊に盛り上がってしまって大変です。そもそもキャンプやバイク関係など色々な道具を揃えるのが大好きなオタク気質。山道具に萌えないわけがありません。

平日の休憩時は毎日山道具店のサイトを見たり、レビューサイトを見たり。しあわせな時間を過ごしました。

アライ ドマドームライト2

結局、テントはアライテントの「ドマドームライト2」。ザックはミレーマウントシャスタを購入しました。しかし候補に挙がっていた他の山道具も機能は負けず劣らず、どれを選んでも間違いはないなと。山道具業界の日進月歩の技術力を感じずにはいられません。その辺は別の記事でご紹介させて下さい。

青空と八ヶ岳

さて、八ヶ岳。名称の由来は諸説あるようですね。てっきり八つの山が連なっているのかと持ったら、八百万のように数が多いことののたとえから八が使われているとか。確かに北と南、両八ヶ岳を数えると26もの山々があります。今回はその最高峰、赤岳登山のベースキャンプになる山小屋、赤岳鉱泉が目的地です。念を押すようですが赤岳山頂ではありません。(笑 登山口の美濃戸口からの高低差は800m程度で、林道が続くルートも歩きやすく初心者向けな上、山小屋は設備が整っていて、温泉(正確には鉱泉)もあるとのこと!さらに生ビールまで購入可能!飛び上がりますね。

ザックが重い

当日、のんびり準備をしていたので昼くらいに美濃戸口から出発。ちょっと曇っています。天気予報は雨模様。可能であれば雨が降り始める前にテントの設営をしてしまいたいところ。すこし急がなくてはいけません。・・・よし行くか!と意気揚々とザックを背負いました。が、お・も・い!さすがにテント泊装備は重いですね。食料も普段より多いし、なにより2日分の水が重い。腰への負担が今までの比ではありません。背負ったかんじ20kgはありますね。ちょっと笑っちゃいます。自然の中にいると重かろうがしんどかろうが楽しいのは変わらないのが不思議なところです。

沢沿いの林道

沢沿いの林道を進みます。曇り空ですが川はきれい。歩いていると木の上の方からパタパタ雨音が聞こえてきました。幸い木が傘になってくれていたのでしばらくは雨に濡れることもなく、木道をのんびり進みました。木道、良いですよね。川の流れる音が響く中、トコトコと一定のリズムで木道に足音が伝わる感じ。何年か前に森の木琴というカンヌ広告賞金賞を取ったドコモのCMを思い出します。

雨が降り出した

ちょうど林が途切れたところでバタバタバタッと雨が大粒になってきました。こんな時のために買っておいた雨具をザックから取り出します。シートゥサミットのウルトラシルナノポンチョ。パックに入れると手のひらサイズ、とすごく小さくなる軽量ポンチョです。ザックの上からかぶります。これでOK!・・・と思ったら、うしろ側の太ももから下がポンチョからはみ出してしまっている…ザックの上からかぶるタイプのポンチョを買ったつもりが、どうやらザック無しで使用するタイプの物を買ってしまったようです。雨はそんなにあたりませんがポンチョから垂れてくる雨水がつめたい。それ以外は特に支障はないので先を急ぎます。そのあと、雨は降ったりやんだり。汗もかいたし風呂への期待感がぐいぐいと高まってきます。

赤岳鉱泉テント場

途中風が強くなり、ポンチョがバタついて防雨効果がなくなってしまったので諦めてザックにしまいました。雨にあたることになりましたが動きやすいって最高。変な表現ですが動きやすさが身にしみました。そして次回までにセパレートタイプの雨具を買おう、と心に誓ったのでした。そうこうしているうちに赤岳鉱泉らしきテント場が見えてきました!赤、黄色、青、緑、白・・・とカラフルなテントがたくさん並んでいます。なになにフェスなの?!楽しげで気持ちが高揚します。そういえば、これに比べて買ったテントは地味な色しているなあ・・・。もう少し派手な色の方がどこにあるかすぐに分かって良いのかも。

林の中のテント

雨も強くなってきたので急いでテントの設営準備をします。山小屋の受け付けでテント場の使用料1,000円を支払い。テント場は特に区画もなく、各自テントを立てられそうなところに立てているのでそれに倣い、できるだけ平坦な場所、できるだけ雨が直接当たらない木の下にテントを立てました。結果、どこにテントがあるかよくわからない状態に。まあ問題ありません。ステルス性バッチリってことで。大きな荷物はテントに入れて貴重品と入浴道具を持って再び山小屋に向かいます。

風呂

このときすでに山小屋で販売されている生ビールを持っている人がちらほら・・・ここはガマン・・・風呂上がりまでガマン・・・。今度はテント泊の入浴料1,000円を払って風呂場へ。ネットで見た風呂があります。思ったより小さいかな。ですが雨で冷え切った体には天国のように思えます。風呂の窓から見える外はざんざん降り。いきなり大雨になりました。雨を眺めながら湯船に浸かって・・・あ〜極楽。たまりません。泉質は・・・毎度のことですがわかりません。赤岳鉱泉の「鉱泉」は「冷たいが温泉であるもの」と「地中から湧出するもの」という狭義と広義の意味があるらしいです。赤岳鉱泉は狭義の意味なんでしょうか。今度調べてみましょうか。

待ちに待った生ビール!

風呂を堪能したあとは、待ちに待った生ビール!MAMUTがジョッキを提供しているのでしょうか。しゃれたロゴがプリントしてあります。

あいにくの雨ですが、乾杯!

グビ、グビ、グビ・・・

か〜〜〜っ

うまい!ウケる!

笑っちゃいますね。

牡蠣の炊き込みごはん

一杯目は一瞬で飲み干し、二杯目をもらって屋根のある休憩所で山ごはん準備を始めます。今回はお得意の牡蠣ごはん。スーパーで買った牡蠣のオイル漬け缶詰と、十六穀米を炊き込みます。山ごはんの時、メスティンのすきまからブクブクと、泡と一緒に吹き出す炊飯の湯気!いい〜におい!空腹は最高潮。炊き上がったごはんを牡蠣と一緒にひとくち。からだが一気に温かくなって口の中には牡蠣の香りが広がります。十六穀米の歯ごたえも最っ高。

牡蠣の炊き込みご飯とコンビニレトルトカレー

そして一緒に温めた無印のカレー。最近無印良品に行くとカレー屋さんかと思うくらい、レトルトカレーの種類が豊富になっています。ファミマでも買えますね。今回はバターチキンとスパイシーチキンカレー。半分くらい食べた牡蠣ごはんの上にドバッとかけます。パクリ。ちょっと焦げた十六穀米とカレーの相性は言うまでもなく抜群です。色んな穀物の味と香りが楽しめる十六穀米はそれだけでも芳ばしいですが、スパイシーなカレーの美味さを引き立てる強さがあるので、合わさるとぐっとおいしくなります。レトルトであることも気にならなくなるのも良いところ。米を炊くのを多少失敗してもカレーやシチューを上からかけてしまえば全く気にならないどころか、もっとうまくなります。無印カレーのうまさも相まって、格別!

あいにくの雨でしたが、しっかり運動して、風呂に入って、ビールを飲んで、山ごはんを食べて、悪天をひっくり返すくらいの良い初日になりました。このあとは休憩所でちょっと宴会してテントに滑り込みました。

2日目に続きます。

材料
牡蠣のオイル漬け瓶詰め
白米と十六穀米お好きな割合で1.7合と水
塩・コショウ 適量
材料名:にんじん
調理器具
トランギア メスティン
ソト レギュレーターストーブ
スノーピーク ヤエン ツグ

作り方

  1. 米の下準備

    料理開始30分〜1時間前くらいに十六穀米と白米を混ぜて袋に入れ、水に浸しておく。この水は炊き込みの分量とは別。移動がある人はもっと早くてもいい。ジップロックでなくても、スーパーにある薄いビニール袋もそんなに簡単には水漏れしません。2重だと安心。メスティンの中で上下を固定しておくとなお良いかも。

  2. 食材をメスティンに入れる

    山ごはんポイントに着いたら、準備した米をメスティンの中に空け、牡蠣のオイル漬けを入れます。旨味たっぷりのオイルも入れちゃってOK。塩、コショウはお好みで。炊き込み用の水も忘れずに!

  3. 炊き込む

    始めは中火でブクブク音がするまで待ちます。音が聞こえたら弱火に、しばらくするとチリチリと音が聞こえてくるので、メスティンを火から下ろし、タオルなどで巻き、裏返して蒸します。10〜15 分ほど蒸したら中を混ぜて出来上がり。

材料
レトルトカレー 2種 クリーミーなものと辛いものなどの組み合わせがおすすめ
クミンシード 少々
ガラムマサラ 少々
ブラックペッパー 粗挽き少々
乾燥ハーブ(ローズマリー、セージなどお好みで)

作り方

  1. レトルトを温める

    購入物の指示に沿って温める。大体開封前にお湯で温めるが、水など節約したければ鍋に直接入れてしまって弱火で温める。固めのものは水も少し追加。蓋をして焦げないようにかき混ぜながらじっくりと。

  2. 味をみてスパイス類を追加

    カレーは2種類あると楽しいです。野菜系やバター系などの甘めでクリーミーなものと、スパイスの効いた黒っぽい辛いものなどの組み合わせがおすすめ。スパイスは、各自お皿に持ってから。食べながら次はどんな味を加えてみよう…と考えるのも楽しみの一つとなるでしょう。まずはブラックペッパー。食欲をそそる香りが追加されますね。辛さが欲しい場合はガラムマサラを一振り。クミンシードをひとつまみ入れると清涼感が出つつも「カレーらしい」風味が新鮮味を増してUPするのでおすすめです。シードのつぶつぶが嫌な方はパウダーでも。慣れてきたらハーブで、さらに新しい味を楽しんでみてください。クミンシードやハーブ類など、粉でないタイプは乾煎りして水分を飛ばすのも良いです。

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