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裏高尾縦走で山ごはん。牡蠣の炊き込みご飯と簡単クラムチャウダーのレシピをご紹介
一人で山歩きをしていると、鳴き方がうまいウグイスとそうでもないウグイスがいることとか、ぱっと見食べられないすごく立派なキノコが登山道に生えてることとか普段の生活で目にも耳にもしないことに気がつくのが楽しかったりするんですが、たまには友人を誘って山歩きに行くことにしました。
今回は地元の友人、館(仮名)を誘って高尾へ。彼曰く、私は運動が苦手でゲームばかりやっている子供だったので、ここ数年キャンプや自転車、ランニングさらには山あるきまで始めて不気味だそうで、誘ってみたらからかい半分でついてきました。逆に彼はバスケ部やラグビー部に所属していたゴリゴリの体育会系でマラソンに出場するような体力バカ。しんどくなったら荷物を持ってもらおうとうっすら企んでいます。にやり。
今回のコースは陣馬山から高尾山に向かう裏高尾縦走コース。早朝、JR高尾駅に待ち合わせ、バスで陣馬山登山口に向かいます。朝の登山口付近はまだまだ寒かったのでしっかりとストレッチをしてから出発します。登りはじめの陣馬山登山道は林の中を上るかたちになっていて、木の根っこが階段のように張り出しているので比較的歩きやすいものの、勾配がやや急なので呼吸も荒くなってきた。陣馬登山口から山頂までは日陰が多く他のエリアよりも気温が低めです。最後に寒いエリアを下る高尾山スタートのコースと較べて、陣馬山からスタートする方が寒いエリアが登りになって体が温かくなって良いかもしれないですね。
さすが体育会系、グイグイ進んで陣馬山山頂に思っていたより早く到着しました。そしてお約束の馬のモニュメント撮影。前回来たときよりも天気が良く、見渡す限りのパノラマ!やっぱりいいですね、ここ!今回は風もなく、快晴。暖かくて最高です。
しばらく休憩しながら絶景を楽しんで、先に進みます。陣馬山山頂まで来てしまえば高尾山山頂のちょっと前まで、緩やかな下りが続きます。
「平日殺気立ってるのが馬鹿らしくなるな」
「イライラしすぎるとハゲるぞ。いい歳だし。」
「ハゲてねえ」
会話も穏やか。
空気も澄んでいて、かなり先まで見えます。
のんびりペースでも予定より早く小仏城山に到着。さて待ちに待った山ごはん!の前に茶屋でビールを買って乾杯!ウマい!
火照った体にキンキンに冷えたビール、のどごしも最高!山ごはんも良いけど山ビールも格別ですね!中には生ビールを売ってる山小屋もあるらしい。いつか行かねば。テーブルに戻ってみると、ストーブ(コンロ)無断使用禁止の文字が。茶屋に戻って聞いてみたら使用許可の札をくれた。何か買えばストーブも使えるってことでしょうか。
前回の牡蠣炊き込みごはんがおいしかったので、広島産ではないもののちょっとお高い牡蠣オイル漬けとマッシュルーム、オリーブ、十六穀米で炊き込む。前回とほぼ同じレシピなので火加減も手慣れた物。焦げも少なくバッチリ炊けた。
蒸らしている間におかずの調理。今回はお手軽。キャンベルのクラムチャウダーです。クラムチャウダーと牛乳を1:1で混ぜて温めるだけ。ちょうど良いサイズの牛乳がコンビニに売っているので出発直前に購入、保冷剤で冷やして持ってきた。ついでにコンビニで買ったソーセージを切って投入。イタダキマス。
牡蠣の炊き込みご飯は完璧な炊け具合(まぐれ)で歯ごたえもよく、牡蠣の香りがほんのりと残っていてオリーブとの相性もなかなかですね。クラムチャウダーはソーセージの香ばしさが追加されてちょっと癖があるけどパンチのある味に!うまい!格別!
「なめてかかっていたようだがどうだ。山ごはん最高だろう。」「・・・最高です。」
着実にメスティンでの炊飯技術が上がっている!(多分まぐれ)
帰りはやはり高尾山口駅の温泉で一休みして帰りました。下山後の温泉、最高ですね!
牡蠣の炊き込みご飯
- 材料
- 牡蠣のオイル漬け瓶詰め 1缶
- マッシュルームパック 一袋
- オリーブパック 一袋
- 塩、コショウ 適量
- 十六穀米 一合
- 白米 二合
- 調理器具
- トランギア ラージメスティン
- ソト レギュレーターストーブ
- EPI ウインドシールド
- 使用歴30年の謎しゃもじ
作り方
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米の下準備
登山道に入る前くらいに十六穀米と白米を混ぜて袋に入れ、水に浸しておく。ジップロックでなくてもスーパーにある薄いビニール袋そんなに簡単には水漏れしません。メスティンの中で上下を固定しておくとなお良いかも。
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食材をメスティンに入れる
山ゴハンポイントに着いたら、準備した米をメスティンの中に空け、牡蠣のオイル漬け缶詰、マッシュルーム、オリーブをそれぞれ半分くらい入れます。塩、コショウはお好みで。
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米を炊く
始めは中火でブクブク音がするまで待ちます。音が聞こえたら弱火に、しばらくするとチリチリと音とが聞こえてくるので、メスティンを火から下ろし、タオルなどで巻き、裏返して蒸します。10〜15 分ほど蒸したら中を混ぜて出来上がり。
らくちんクラムチャウダー
- 材料
- キャンベル クラムチャウダー缶詰 1缶
- 牛乳パック 200ml
- ソーセージ 4本
- 調理器具
- UNIFLAME 山クッカー 角型 3
- ソト レギュレーターストーブ
- EPI ウインドシールド
作り方
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食材をクッカーに入れる
キャンベル クラムチャウダー缶を、牛乳200ml、ソーセージ4本を切ってクッカーに入れます。牛乳はコンビにで売っている一番小さいサイズ、200mlのパックを選びましたが、250mlがちょうど良いらしいです。
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温める
焦げないように混ぜながら温めましょう。
完成。